カモシカと夏の出会い

 魚沼では日本カモシカが多く生息していますが、主に見かけるのは遠くても目立つ雪上の姿。

草木が茂るとたまに飛び出してきたカモシカを見る事はあっても、一瞬の事で撮ることはできませんが、今回は林道を歩いていると少し先の斜面に向かって何か大きな塊を発見しビックリ!

すぐにカモシカと気づきホッとしましたが、クマなら大変だった・・

カモシカは目が悪いと聞いていたので、そっとカメラを向けていると顔が隠れるせいか不思議そうに眺めているだけ。
これなら撮り続けられると観察していると、山側に顔を戻し草を食べ始めようとしたので、そっと横に動いてみる・・

ヤッパリ気配を察知したのか、慌てる様子はなかったものの、ゆっくり向きを変え崖下の沢へ下りて行きました。

無理をせず後ろ姿を見送り、姿が消えてから近づいてみると、下りた場所は草木が倒れる事もなくわずかな獣道が見られるだけで、痕跡もありません。
それにしてもゆったりとした後ろ姿はウシ科である事を納得させる容姿。

(画像クリックで大画面へ)

7月18日 林道にて













トリミングすると、ツノが生え始めの優しい顔立ちで、親離れした直後なのかも。
シカ科の動物はツノが抜けて生え変わりますが、ウシ科はツノが生え変わることがないのも特徴で、年輪のように成長するので年齢を判断する参考になるようです。

ツノが生える前の状態年齢を検索してみたのですが、うまく見つけられませんでした。




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