コシノメトンボとマユタテアカネ

トンボも似たものが多く、最初リスアカネと判断した翅端の褐色部(シノメ斑)があるアカネ属だけでも幾種類かいることが分かりました。

前回載せたリスアカネを改めて検索すると間違えではなさそうでしたが、池縁で見かけたトンボはリスアカネ同様に雌雄共にシノメ斑があるコシノメトンボでサイズもリスアカネ同様(35~45㎜)と大きめ。

そしてもう一組が今回比較する中では唯一シノメ斑がメスだけで、オスにはシノメ斑がなくサイズも小さい(31~43mm)マユタテアカネと同時に出会え確認出来ました。

今回はこのコシノメトンボとマユタテアカネをアップしながら比べてみたいと思います。

コシノメトンボ(雌雄共にシノメ斑がある)








そしてオスにシノメ斑がない事からマユタテアカネと思っていたペアが、四季の便りでコメントを貰い貴重な訂正を頂きました。
オスはマユタテアカネですがメスはコノシメトンボですね。異種間連結というやつです。貴重な写真だと思いますよ。」

という事でその後マユタテアカネコシノメトンボをシッカリ見比べたのですが、胸の横班で見分けられると分かりました。
リスアカネと3種並べて比較しないと最初は見分けられませんでした。

今回はこの異種間連結という構図も撮れたので、マユタテアカネのオスサイズが小さい事がよくわかります。
マユタテアカネ♂&コシメトンボ♀






そして最後は(オスのシノメ斑がない)マユタテアカネですが、雌雄共に胸横の黒斑が薄くほとんどないのが特徴、さらにオスの腹部が細い事も目立ちます。
オス

メス
田んぼで出合ったオス

また1つ判別方法が分かり、夏~初秋の自然観察はトンボで楽しめることが分かりました。

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