2018年7月の魚影

 2018年は小さな淵に泳ぐ魚影を発見したことで、その後通るたびに観察してみると、夏の盛りに休むイワナなどがいる事が分かり大きな収穫。

それまではそんな小さな淵に、秋の遡上以外で魚影が見られるとは想像しておらず、居ると思って探せば見えるものだなとウォッチングポイントに追加したので、なおさら主のイワナを楽しめたようですが、もちろんこの川は保護水面であり禁漁区域となります。

2018年7月18日撮影






このポイントは川沿いの裏道沿いで、下草の覆う旧道は殆ど人が通らない涼しい木陰という事で夏の貴重な散歩コース。

時には川の上空を通過するヤマセミなども見られるバードウォッチングのポイントでもあり、イワナを発見してからは頻繁に覗いて主の存在を確認していました。

7月21日





7月22日





上から見つめていると、波に流されその姿は揺れ動くので波間に見え隠れしています。

偏光レンズだからこそ姿がハッキリ見えていることもあり、カメラ越しの観察は時を忘れますが、大きな波で何も見えなくなった後どこに姿を現すか探すのも楽しみの一つ。

一眼レフデジタルカメラを始めた事で、川の流れを見つめて楽しんでいましたが、だからこそ出会えたヤマセミやカワガラスなどの野鳥たち。

そして川の流れと野鳥との出会いを求める観察があったからこそ、その淵に泳ぐ魚影も発見できたりと、自然観察はすればするほど広がっていくようです。

リタイア後は恵まれた環境から遠ざかりましたが、思いがけない事に北之又川の下流である佐梨川にも里山の裾野に広がる自然が待っていてくれました。

今まで冬以外暮らしたことのなかった佐梨川周辺では、標高差が違う事により新たに出会う野鳥や昆虫などの生き物がいて、自然観察は尽きることなく楽しみを与えてくれます。



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