2018年保護水面で出合った巨大イワナのペア

 前回に続く2018年11月8日の事、小沢を上る小さな淵の浅瀬でヒレの縁が見事に白い大イワナを見つけビックリ!

そっと覗き込みながらカメラを向けていると、その1尾だけではなくもっと浅いエリアでジッとしている更に大きなイワナを発見!

たぶんこちらがメスで、泳ぎ回りながら寄り添うように接近してきたのが一回り小さなオスだろうと思いつつ、しばらくその様子を観察しました。











どんな生き物も産卵期のペアリング中が一番無防備で、上手く出会えることができれば静かにカメラを向けているだけで、貴重な瞬間をウォッチングできると体験してきました。

まさかこれが最後のチャンスとは思わず、その後のポイントを見つけたという気持ちでいましたが、宿の閉館だけでなく、クマや猪の出没、更に豪雨による川の変異など、自然環境の維持が難しくなってきた昨今、本当に私にとっては一期一会のウォッチングになり感激の一瞬でした。


小さなイワナが泳ぎ回っていなければ、ジッとしていた大イワナには気づけなかったのですから、魚影の保護色である川底に石の存在は大きいようですし、岩の陰に潜むイワナ(岩魚)という名前にも納得します。



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